Macro Deck Companion
Macro Deck に同梱Companion アプリを実行しているスマートフォンやタブレットの明るさ、画面の向き、画面のオンとオフ、スクリーンショットを操作します。
Macro Deck Companion 連携の「デバイスを接続」ダイアログ。入力欄はありません
- デバイスの画面の明るさと向きを設定
- Android で画面をオンとオフに切り替え
- デッキのスクリーンショットを PNG ファイルとしてコンピューターに保存
- 各デバイスのバッテリー、ネットワーク、メモリを変数として取得
- デバイスが接続されたときに動く「デバイスの準備完了」トリガー
Macro Deck Companion 連携は、Android、iPhone、iPad 向けの Macro Deck Companion アプリを実行しているスマートフォンやタブレットに Macro Deck を接続します。接続した各デバイスには専用の設定が作られるため、他のデバイスと並べて、特定のタブレットにコマンドを送ったり、そのタブレットが報告する内容を読み取ったりできます。
セットアップのために入力するものはありません。デバイスで Companion アプリを開き、コンピューターに接続するだけです。デバイスはその名前で、自動的に連携に表示されます。
できること
アクションは 1 台のデバイスに対して実行されます。デバイスは各アクションの デバイス 欄で選びます。
- 画面の明るさを設定 と 画面の向きを設定 (自動、縦、横) は Android、iPhone、iPad で動作します。
- 振動 は Android と iPhone で動作します。
- スクリーンショットを撮る はデッキ (Android では画面全体) をキャプチャし、PNG ファイルとしてコンピューター上のフォルダーに保存します。
- 画面をオンにする、画面をオフにする、前面に表示 は、アプリの設定の Device control で許可すると Android で動作します。
各デバイスは状態を変数としても報告します。バッテリー残量、充電中かどうか、画面の向き、画面の明るさ、モデル、プラットフォーム、アプリのバージョン、Macro Deck が前面にあるかどうか、ネットワークの種類と名前、CPU とメモリの使用率です。他の変数と同じように、ラベル、条件、オートメーションで使えます。
設定例
- デッキ専用のタブレット: サーバー停止 で動くオートメーションが、Macro Deck の終了時に 画面をオフにする を実行し、デバイスの準備完了 で動くオートメーションが、タブレットが戻ったときに 画面をオンにする を実行します。
- システム 連携の
system_locked変数を対象にした 変数の変更 のオートメーションを 2 つ用意し、コンピューターをロックするとタブレットの画面をオフに、ロックを解除するとオンにします。 - 22:00 の スケジュール イベントで 画面の明るさを設定 を 20 % にして実行し、08:00 の別のイベントで元に戻します。
- スマートフォンのデッキのラベルに壁掛けタブレットの
companion_<configuration>_battery_level_percentを表示し、充電が必要なタイミングがわかるようにします。 - スクリーンショットを撮る を設定したボタンでデッキを PNG ファイルとして保存し、保存先のパスを変数に書き込む でファイルのパスを変数に入れて次のアクションで使います。
アクションを実行するには、デバイスが接続されている必要があります。接続した直後は、デバイスの準備ができるまでアクションが数秒待ちます。デバイスが接続されていない間、その変数は利用不可になります。ただし companion_<configuration>_is_connected は false になります。
必要なもの
- コンピューター上の Macro Deck 3
- Android 6 以降、または iOS と iPadOS 15 以降の Macro Deck Companion アプリ
- Companion アプリのライセンス、または 7 日間の無料トライアル
- コンピューターと同じネットワーク上にある、または USB で接続されたデバイス
- Android では、画面のオンとオフ、および「前面に表示」のために、アプリの Device control の権限
セットアップ
ステップ 1: Companion アプリをインストールする
スマートフォンまたはタブレットに、Google Play または App Store から Macro Deck Companion をインストールします。7 日間の無料トライアルを開始するか、ライセンスを購入します。
ステップ 2: デバイスを Macro Deck に接続する
コンピューターの Macro Deck で、右上のネットワークアイコンからネットワークパネルを開きます。アプリで Add connection (iPhone と iPad では +) をタップし、Scan QR code を選んでパネルのコードを読み取ります。Found on this network でコンピューターを選んだり、アドレスを入力したりすることもできます。
ステップ 3: 連携でデバイスを確認する
サイドバーで 連携 をクリックし、Macro Deck Companion をクリックします。デバイスが接続されると、概要 タブの 設定 にその名前で自動的に表示され、右上のスイッチがオンになります。以前に連携をオフにした場合は、スイッチをもう一度オンにします。設定を追加 をクリックすると デバイスを接続 ダイアログが開きますが、入力欄はなく、この仕組みが説明されているだけです。名前の変更 で、Macro Deck がデバイスに使う名前を変更できます。
ステップ 4: Android でデバイスの操作を許可する
画面のオンとオフや、デッキを前面に表示する操作を使うには、Android デバイスでアプリの設定を開き、Device control の権限をオンにします。画面をオンにする には Background connection と Display over other apps も必要です。これにより、画面がオフの間もデバイスの接続が維持されます。
ステップ 5: ボタンに Companion のアクションを追加する
デッキ ページで、デッキのロックが解除されていること (右上のボタンに ロック と表示されていること) を確認し、ボタンをクリックします。エディターが開き、短押し が選択されています。+ アクションを追加 をクリックし、アクションを追加 ダイアログの左側で Macro Deck Companion を選んでから、画面の明るさを設定 などのアクションを選びます。デバイス でデバイスを選び、値を設定します。
ステップ 6: ボタンを押す
保存 をクリックし、いずれかのデッキでボタンを押します。デバイスが Macro Deck に接続されていれば、コマンドが実行されます。
アクション7
ボタンに設定したり、フローから実行したりできます。
- 画面の明るさを設定
- Companion デバイスの画面の明るさを 0 から 100 % の範囲で設定します。
- 画面の向きを設定
- Companion デバイスを縦または横に固定するか、自動で回転させます。
- 振動
- Companion デバイスを短く振動させます (Android と iPhone)。
- 画面をオンにする
- Companion デバイスの画面をオンにし、この Macro Deck を表示します (Android)。
- 画面をオフにする
- Companion デバイスの画面をオフにします (Android)。
- 前面に表示
- Companion デバイスで、この Macro Deck のデッキを前面に表示します (Android)。
- スクリーンショットを撮る
- デバイスのデッキ (Android では画面全体) をキャプチャし、PNG ファイルとしてコンピューター上のフォルダーに保存します。
トリガー1
ボタンやフローがこれらのイベントに反応できます。
- デバイスの準備完了
- Companion アプリが接続され、Companion のアクションを実行できるようになったときに動作します。特定のデバイスだけに限定することもできます。
変数15
これらの値をボタンやウィジェットに表示したり、条件に使ったりできます。
companion_<configuration>_is_connected- デバイスが現在接続されているかどうかです。
companion_<configuration>_battery_level_percent- バッテリーの充電量 (パーセント) です。
companion_<configuration>_charging- デバイスが充電中かどうかです。
companion_<configuration>_orientation- デバイスが縦向きか横向きかです。
companion_<configuration>_screen_brightness_percent- 画面の明るさ (パーセント) です。
companion_<configuration>_model- デバイスのモデルです。
companion_<configuration>_platform- オペレーティングシステムとそのバージョンです (例:
Android 14)。 companion_<configuration>_app_version- Companion アプリのバージョンです。
companion_<configuration>_in_focus- デバイスで Macro Deck が前面にあるかどうかです。
companion_<configuration>_network_type- ネットワークの種類です。Wi-Fi、モバイル通信、Ethernet、VPN、またはなしのいずれかです。
companion_<configuration>_network_metered- ネットワークが従量課金制かどうかです。
companion_<configuration>_network_validated- ネットワークがインターネットに接続できるかどうかです。
companion_<configuration>_network_name- Wi-Fi ネットワークの名前です。Android では Wi-Fi 名の権限が必要です。
companion_<configuration>_cpu_usage_percent- CPU の使用率 (パーセント) です。iOS のみです。
companion_<configuration>_memory_used_percent- 使用中のメモリの割合 (パーセント) です。
よくある質問
スマートフォンで Macro Deck を使うには Companion アプリが必要ですか?
いいえ。最新のブラウザがあるデバイスなら、無料の Web クライアントを使えます。この連携のアクションと変数には Companion アプリが必要です。ブラウザではデバイス自体を操作できないためです。
「画面をオンにする」や「画面をオフにする」が失敗するのはなぜですか?
これらのアクションは Android 専用で、アプリの設定の Device control の権限が必要です。画面をオンにする には Background connection と Display over other apps も必要で、これにより画面がオフの間もデバイスの接続が維持されます。iPhone と iPad では、アプリから画面をオンやオフにすることはできません。
デバイスが接続されていないとどうなりますか?
そのデバイスに対するアクションは Companion デバイスが接続されていません。 で失敗します。変数は利用不可になり、companion_<configuration>_is_connected は false になります。デバイスが再び接続されると デバイスの準備完了 が動作し、変数が更新されます。
複数のスマートフォンやタブレットを使えますか?
はい。接続した各デバイスに専用の設定と変数が作られます。各アクションでは デバイス でデバイスを選びます。
スクリーンショットはどこに保存されますか?
Macro Deck を実行しているコンピューター上の、アクションで選んだ フォルダー に companion-screenshot-<date>-<time>.png として保存されます。デッキのスクリーンショットを撮るには、デバイスの画面にデッキが表示されている必要があります。画面全体のスクリーンショットは Android 専用で、デバイスで許可した後に使えます。
プラグインも Companion デバイスを使えますか?
設定 > Companion アプリ の プラグインのアクセス で プラグインによる Companion デバイスの使用を許可 がオンの間だけ使えます。オンにするまではオフのままです。この設定は、この連携自体のアクション、変数、トリガーには影響しません。
Macro Deckのその他の連携
Macro Deck Delegate
Macro Deck に同梱Macro Deck が動いている別の PC でスクリプトを実行し、その PC が共有する変数を使います。
スクリプト
Macro Deck に同梱一連のアクションを一度スクリプトとして作り、どのボタン、オートメーション、別のスクリプトからでも実行できます。
変数
Macro Deck に同梱ボタンやオートメーションから変数を変更し、任意の変数をファイルに書き出します。