Voicemeeter
Macro Deck に同梱デッキから Voicemeeter、Banana、Potato のゲイン、ミュート、ルーティング、マクロボタンを操作します。
- ストリップとバスのゲインを設定、上げ下げ。フェードも可能
- ストリップとバスのミュート、ストリップの A バスと B バスへのルーティング
- Voicemeeter のマクロボタンを押す、切り替える
- すべてのチャンネルのゲイン、ミュート、ルーティングのライブ変数
- レベル、ミュート、ルート、マクロボタンの変化で動くトリガー
Voicemeeter 連携は、同じ Windows コンピューター上の VB-Audio Voicemeeter に Macro Deck を接続します。Voicemeeter の Remote API で通信するので、設定するものはありません。連携をオンにすると、Macro Deck はインストールされている Voicemeeter を見つけ、起動するとすぐに接続します。Voicemeeter、Voicemeeter Banana、Voicemeeter Potato の 3 つのエディションすべてに対応し、実行中のエディションのストリップとバスの数に合わせて動作します。
できること
- 入力ストリップや出力バスのレベルを固定値にする、または一定量ずつ上げ下げする。指定した時間をかけてフェードすることもできます。
- ストリップやバスをミュート、ミュート解除、切り替える。ミュートのアクションを設定したボタンは、Voicemeeter 側でミュートした場合も含め、チャンネルがミュートされている間点灯します。
- ストリップの A バスや B バスへの送りをオンまたはオフにする、またはそのバスだけに送る。
- チャンネルの Mono、Solo、EQ のスイッチをオンまたはオフにする。
- Voicemeeter のマクロボタンを押す、切り替える。ウィンドウを表示 や オーディオエンジンを再起動 などのコマンドを実行する、テープレコーダーを操作する、保存した設定ファイルを読み込む。
- パラメーターの設定 で任意の Remote API パラメーターを書き込む、スクリプトの実行 で複数をまとめて書き込む、パラメーターの取得 で変数に読み込む。
設定例:
- マイクのストリップに ストリップのミュート を 切り替え モードで設定し、ミュート中かどうかを表示する マイク ボタン。
voicemeeter_strip2_gainなど、音楽のストリップのゲイン変数にバインドしたスライダー。Voicemeeter のフェーダーに追従し、ドラッグするとフェーダーが動きます。- ゲームのストリップを このバスのみ
A2にルーティングし、スピーカーからヘッドホンに切り替えるボタン。
動作のしくみ
Macro Deck は、Voicemeeter が閉じている間は 2 秒ごとに Voicemeeter を確認し、実行中は 1 秒間に約 5 回状態を読み取ります。Voicemeeter を起動または終了すると、接続済み と 切断 のトリガーが動作し、閉じている間は voicemeeter_connected を除いて変数が利用不可になります。Voicemeeter 自体、MIDI コントローラー、別のアプリでの変更も、変数とトリガーに反映されます。Voicemeeter が実行されていないとアクションはメッセージを表示して失敗します。Voicemeeter の起動 アクションで起動できます。
必要なもの
- Windows。Voicemeeter は Windows のアプリケーションなので、この連携も Windows でのみ使えます。
- Macro Deck と同じコンピューターにインストールされた Voicemeeter、Voicemeeter Banana、Voicemeeter Potato のいずれか。
- アクションを使うときに実行されている Voicemeeter (または Voicemeeter の起動 を設定したボタン)。
セットアップ
ステップ 1: Voicemeeter をインストールする
Macro Deck を実行しているコンピューターに、vb-audio.com から Voicemeeter、Banana、Potato のいずれかをインストールして起動します。Macro Deck の実行中にインストールした場合は、インストールを見つけられるように Macro Deck を再起動してください。
ステップ 2: 連携を有効にする
Macro Deck のサイドバーで 連携 をクリックし、Voicemeeter をクリックします。右上のスイッチで連携をオンにします。この連携にはセットアップのダイアログがなく、実行中の Voicemeeter に自動で接続します。
ステップ 3: 接続を確認する
そのまま Voicemeeter のページを表示しておきます。Voicemeeter が見つからない場合は、Voicemeeter を利用できません という問題に、インストールされていないようだ、などの理由が表示されます。Macro Deck が接続すると、変数 タブの
voicemeeter_connectedがtrueになります。ステップ 4: ボタンにアクションを追加する
デッキ ページでボタンをクリックします。デッキのロックが解除されている必要があります。右上に ロック ボタンが表示されていれば解除されています。エディターが開き、短押し が選択されています。+ アクションを追加 をクリックし、アクションを追加 ダイアログの左側で Voicemeeter を選択して、ストリップのミュート などのアクションを選びます。次に ストリップ と モード (切り替え、オン、オフ) を選びます。
ステップ 5: ボタンを押す
デッキのボタンを押します。Voicemeeter でストリップがミュートされ、ミュートされている間ボタンが点灯します。
アクション15
ボタンに設定したり、フローから実行したりできます。
- ストリップのゲインの設定
- 入力ストリップのレベルを設定、上げる、または下げます。指定した時間をかけてフェードすることもできます。
- バスのゲインの設定
- 出力バスのレベルを設定、上げる、または下げます。指定した時間をかけてフェードすることもできます。
- ストリップのミュート
- 入力ストリップをミュート、ミュート解除、または切り替えます。
- バスのミュート
- 出力バスをミュート、ミュート解除、または切り替えます。
- ストリップをバスへルーティング
- 入力ストリップの A バスや B バスへの送りをオンまたはオフにするか、そのバスだけに送ります。
- ストリップのスイッチの設定
- 入力ストリップの Mono、Solo、EQ のスイッチをオンまたはオフにします。
- バスのスイッチの設定
- 出力バスの Mono、Solo、EQ のスイッチをオンまたはオフにします。
- マクロボタンの設定
- Voicemeeter のマクロボタンを押す、切り替える、またはランプだけを変更します。
- コマンドの実行
- ウィンドウの表示と非表示、インターフェースのロックとロック解除、オーディオエンジンの再起動、すべての設定のリセット、レコーダーのカセットの取り出し、Voicemeeter の終了を行います。
- レコーダーの操作
- テープレコーダーの再生、停止、一時停止、録音、巻き戻し、早送り、最初からの再生を行います (Banana と Potato)。
- 設定の読み込み
- Voicemeeter の Menu > Save settings で保存した設定ファイルを読み込みます。
- Voicemeeter の起動
- Voicemeeter が実行されていなければ起動します。
- パラメーターの設定
Strip[0].Compなど、Remote API のパラメーターを 1 つ書き込みます。- スクリプトの実行
Strip[0].Mute = 1のように 1 行に 1 つの代入を書き、複数のパラメーターをまとめて適用します。- パラメーターの取得
- Remote API のパラメーターを、数値、オン/オフ、テキストとして変数に読み込みます。
トリガー8
ボタンやフローがこれらのイベントに反応できます。
- 接続済み
- Voicemeeter が起動し、接続できるようになりました。エディションとバージョンが含まれます。
- 切断
- Voicemeeter が閉じられました。
- ストリップのミュート状態の変更
- 特定のストリップ、または任意のストリップがミュートまたはミュート解除されました。
- バスのミュート状態の変更
- 特定のバス、または任意のバスがミュートまたはミュート解除されました。
- ストリップのゲインの変更
- ストリップのレベルが変わりました。新しいゲインと以前のゲインが含まれます。
- バスのゲインの変更
- バスのレベルが変わりました。新しいゲインと以前のゲインが含まれます。
- ストリップのルーティングの変更
- ストリップの出力バスへの送りがオンまたはオフになりました。
- マクロボタンの変更
- Voicemeeter、MIDI コントローラー、別のアプリから、マクロボタンがオンまたはオフになりました。
変数7
これらの値をボタンやウィジェットに表示したり、条件に使ったりできます。
voicemeeter_connected- Voicemeeter が実行されていて接続しているかどうかです。
voicemeeter_edition- 実行中のエディションです (例:
Voicemeeter Banana)。 voicemeeter_version- 実行中の Voicemeeter のバージョンです。
voicemeeter_strip<n>_name,voicemeeter_bus<n>_name- 各ストリップと各バスの名前です。0 から番号が振られます (例:
voicemeeter_strip0_name)。 voicemeeter_strip<n>_gain,voicemeeter_bus<n>_gain- 各ストリップと各バスのレベル (dB) です。スライダーなどで設定することもできます。
voicemeeter_strip<n>_muted,voicemeeter_bus<n>_muted- 各ストリップと各バスがミュートされているかどうかです。
voicemeeter_strip<n>_<bus>- 各ストリップが各 A バスと B バスに送られているかどうかです (例:
voicemeeter_strip0_a1、voicemeeter_strip0_b1)。
よくある質問
macOS や Linux で使えますか?
いいえ。Voicemeeter は Windows 版しかないため、Macro Deck もこの連携を Windows でのみ提供しています。
別のコンピューターの Voicemeeter を操作できますか?
いいえ。この連携が使う Voicemeeter Remote API は、同じコンピューターでしか動作しません。Voicemeeter を実行しているコンピューターに Macro Deck をインストールし、そこにデッキを接続してください。
どのエディションが必要ですか?
Voicemeeter、Voicemeeter Banana、Voicemeeter Potato の 3 つすべてが使えます。テープレコーダー (Banana と Potato) や Sel スイッチ (Potato) など、上位のエディションにしかない機能もあります。
Voicemeeter を閉じるとどうなりますか?
切断 トリガーが動作し、変数は利用不可になります。ただし voicemeeter_connected は false になります。アクションは、Voicemeeter が実行されていないというメッセージで失敗します。再び起動すると、Macro Deck は約 2 秒以内に接続します。
連携に Voicemeeter が利用できないと表示されます。どうすればよいですか?
Macro Deck が Voicemeeter Remote のライブラリを見つけられないか、読み込めませんでした。vb-audio.com から Voicemeeter をインストールするか、ライブラリに何かが足りないというメッセージの場合は更新して、Macro Deck を再起動してください。
Macro Deck 2 で Voicemeeter プラグインを使っていました。ボタンは引き継がれますか?
はい。Macro Deck 2 から移行すると、PhoenixWyllow による Voicemeeter プラグインを使っていたボタンは、この連携の対応するアクションに移行されます。
音楽とオーディオのその他の連携
Spotify
Macro Deck に同梱Spotify の再生の操作、曲のお気に入り登録、プレイリストの管理を行い、再生中の内容をデッキに表示します。
YouTube Music Desktop App
Macro Deck に同梱デッキから YouTube Music Desktop App の再生、音量、評価を操作し、再生中の内容を表示します。
WebNowPlaying
Macro Deck に同梱WebNowPlaying 拡張機能を通じて、ブラウザで再生中の音楽や動画を操作し、再生中の内容を表示します。
Jellyfin
Macro Deck に同梱デッキから Jellyfin のアプリやテレビを操作し、再生中の内容を表示して、再生の開始や停止に反応します。
SoundPad
Macro Deck に同梱SoundPad のリストからサウンドを再生し、録音を操作して、再生中のサウンドをデッキに表示します。